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皮膚ガン

皮膚ガンにも色々種類がありますが、ご高齢の方が増えたため、長年の紫外線曝露によってできる、顔など露出部の皮膚ガンが増えています。多いのは早期皮膚ガンの日光角化症と、転移せず生命に関わらないけれど放っておくと皮膚が深くえぐれてくる基底細胞ガンです。

日光角化症は高齢者の顔など、長年紫外線に曝された所にでます。頬などにちょっと赤くて、触るとカサカサしていて、指先にチクチク感じる、いぼのようなものです(写真1)。「赤いシミ」とも呼ばれます.皮膚の深くには入り込んでいないので、この時点で適切に治療すれば、よりたちの悪い有棘細胞ガン(写真2)に変化していくことを防ぐことができます。

写真1:日光角化症

写真1:日光角化症

写真2:有棘細胞癌

写真2:有棘細胞癌

ご高齢の方が多いので、手術よりは5-FUという抗ガン剤の塗り薬か、最近はイミキモドという塗り薬で、皮膚の免疫力を高めて治す方法が有用です。週3回、4週間塗るとガン細胞のあるところが真っ赤になり浮き上がってとれます。その後、自然にきれいになるのを待ちます。液体窒素による冷凍凝固術も麻酔がいらず簡単です。大きく盛り上がる傾向が出てきたら、切除を考えます。

基底細胞ガンは早い場合は30代から出る方もいます。黒い真珠のようなしこりで始まり、次第に真ん中がえぐれて、時に出血します(写真3)。痛くも痒くもなく、ゆっくり大きくなるので、気にしないで放っておいて、かなり大きくなってから受診される方も少なくありません。

写真3:基底細胞ガン

写真3:基底細胞ガン

原則は3-5mm離して脂肪も含めて切除します。そのまま縫い寄せる場合と、寄せにくい場合は皮弁形成術で切除部を塞ぎます。小さいものなら日帰り手術で可能です。高齢の方ではシワに隠れて、半年もすると傷跡はわからなくなります。

ガンに関しては、当院で治療可能な範囲で対応いたしますが、皮膚深く入り込んでいる場合は、迅速に連携病院にご紹介いたします。

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