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人形町乾癬カフェ

乾癬は長年続く皮膚の赤み,痒み,ふけで患者さんの悩みが大きい皮膚病です.

しかし,最近次々と新しい治療法が登場し,それらをうまく使えば,ほとんど発疹が無くなるくらいにまで改善させることができるようになりました.

治療法は大きく分けて,塗る(外用),飲む(内服),当てる(紫外線照射),打つ(注射)があります.それぞれの特性を生かしてその患者さんにとって最善の治療を選択することが大切です.

その際考慮する点として,以下が挙げられます.

①皮疹の広狭,関節症状,合併症(メタボ,肝・腎障害,結核など)

②効果;早い/遅い,強い/弱い,持続性など

③副作用:重大なもの(禁忌),認容できるもの

④手間:塗布の手間,通院頻度

⑤費用:どの程度まで負担できるか,費用対効果

⑥患者さんの個性

効くのであれば多少の副作用や出費は受け入れる,やはり副作用の少ない治療がいい,頻回に受診する暇がない,費用がかかる治療は無理,など患者さんのご要望は様々です.

長年,ずっと同じ治療だけで過ごしていて,もっとよくなれる新しい治療の情報が入ってこない方,「もういいや」とあきらめてしまっている方もおられます.ご本人だけではなく,同居の家族の方の,お掃除や洗濯の悩みも大変なものがあります.

通常の診療時間内に多くの選択肢について十分な説明をするのはなかなか難しく,また,患者さんご自身がどのような判断基準をお持ちか,確かめるのも時間がかかります.ご自身の病状を把握し,治療法の得失を勘案して,患者さんと医師が理解を共有して治療法を選択するShared decision making(協働意思決定)が求められます.

軽症の方は「塗る」治療で十分です.また中等症以上の方で「飲む」,「当てる」,「打つ」治療を行っても,「塗る」は基本的な治療として行います.最近はステロイドと活性型ビタミンD3の合剤がよく使われます.それぞれの薬剤の相乗作用が期待されるからです.剤型も軟膏以外にゲルが登場し,使いやすくなっています.

「飲む」治療では従来,ビタミンA(チガソン(R)  ),シクロスポリン(ネオーラル(R) )だけでしたが,最近,第三の内服薬,アプレミラスト(オテズラ(R))が登場し,”Low risk, slow return”という特性があり,大変使いやすい薬として,急速に普及してきました.

「当てる」治療は当院では広範囲の方はハローバンドUVB,範囲が狭い方はエキシマライト(Vtrack, セラビーム)を使用しています.照射は予約制で,土曜日も行っています.

「打つ」治療は皮疹のみでなく関節症状にも大変有効ですが,大学病院などの承認施設のみで行われす.症状を拝見したうえで,適切な施設への診療情報提供書をご用意します.

治療以外に日常生活上の注意点も意外と忘れがちです.鱗屑を擦り取るのはもっともよくないことです.刺激によって皮疹が悪化するケブネル現象を防がねばなりません.肉体的・精神的ストレスも重要な悪化要因です.

長年,大学病院やクリニックで乾癬治療に当たり,また東京乾癬患者友の会(P-PAT)の応援医を務める院長が,患者さんからのご質問にお答えし,また,患者さん同士の話し合いもできる場として,今回「乾癬カフェ」を開催することにしました.

隔月偶数月の日曜日/祝日にひふのクリニック人形町の待合室で開催します(奇数月は「人形町アトピーカフェ」開催).

患者さんご自身(当院に通院されていない方も大歓迎),ご家族の方,医療関係者そのた乾癬について知りたい方はご自由に参加できます.予約,参加費など無用です.途中の出入りもご自由です(カフェと銘打っていますが珈琲はでません.飲み物は各自ご持参ください).

気楽な雰囲気で自由に話せる「乾癬カフェ」に是非おいでください.お待ちしております.

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当院では従来毎月1回日曜/祝日に「人形町アトピーカフェ」を開催しておりましたが,4月より隔月で新たに「人形町乾癬カフェ」を開催することに致しました.

従いまして,アトピーカフェは奇数月,乾癬カフェは偶数月の日曜/祝日に,交互に開催いたします.

「人形町乾癬カフェ」開催記録

第1回:2018年4月15日(日曜日)14:00-17:00

第2回:2018年6月17日(日曜日)14:00-17:00

第3回:2018年8月5日(日曜日)14:00-17:00

第4回:2018年10月21日(日曜日)14:00-17:00

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